オープンイヤーイヤホン「TRUEFREE F2」に興味があるので、商品の質感や音質を知りたいです。
良い点や気になる点など、実際に使った人の感想を知りたいです。
この記事では、こういった疑問・要望にお答えします。
- TRUEFREE F2の特徴・スペック
- TRUEFREE F2レビュー
- TRUEFREE F2の良かった点・メリット3つ
- TRUEFREE F2の気になる点・デメリット2つ
なお、本記事は執筆にあたり、2024年3月にTRUEFREE社からサンプル製品「TRUEFREE F2」をご提供頂きました。
本記事の筆者がTRUEFREE F2を実際に使用した経験をもとに、
製品の質感や、イヤホンの音質、イヤホンのフィット感、実際に使って良かった点・気になる点を正直に感じたことをレビューしていきます。
TRUEFREE F2に興味をお持ちの方の参考になれば幸いです。
それでは最初に、TRUEFREE F2の製品スペックや特徴から解説していきます。
TRUEFREE F2の特徴・スペック
TRUEFREE F2は、16.2mmのドライバーユニットを搭載したオープンイヤー型のワイヤレスイヤホンです。耳穴にイヤホンを差し込まないタイプなので、耳への負担が軽く、痛くなりにくいです。
最新規格のBluetooth5.3対応・ゲーミングモード・ENC通話ノイズキャンセリング・軽量性に加えて、
人間工学に基づいた快適なフィット感で使いやすさはもちろん、機能性・音質共にしっかりしたものに仕上がっています。
TRUEFREE F2の特徴
TRUEFREE F2の特徴は下記のとおりです。
- 耳をふさがないオープンイヤー型
- スポーティなカラーリングデザイン
- わずか26gの軽量に加えて、人間工学に基づいたデザインで快適なフィット感
- 16.2mmダイナミックドライバーに低音補強アルゴリズムを搭載し、迫力のある低音域を再現
- ENC通話ノイズキャンセリングを搭載。周囲の騒音をカットし、明瞭なマイク音質
- 最大15時間の連続再生
- マルチポイント対応(2台の機器に同時接続)
- 低遅延ゲームモード搭載(43ms)
4千円台にもかかわらず様々な機能性をそなえ、音質もしっかりしています。
ワイヤレスイヤホンに必要な機能を搭載しつつ、LDACにも対応し、購入しやすい価格設定になっています。
TRUEFREE F2のスペック
TRUEFREE F2のスペックは下表のとおりです。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品名 | TRUEFREE F2 |
サイズ | – |
重さ | 26g |
ドライバー | 16.2mm径ダイナミックドライバー (低音補強アルゴリズム) |
対応コーデック | AAC/SBC/LDAC |
通信方式 | Bluetooth Ver. 5.3 |
充電端子 | USB Type-C |
オーディオ端子 | – |
ノイズキャンセリング | ENC環境ノイズキャンセリング デュアルマイク通話ノイズキャンセリング機能 |
防水規格 | IPX4 |
連続再生時間 | 最大15時間 |
充電時間 | 約2時間 |
スマホアプリ | 〇 |
TRUEFREE F2の付属品
TRUEFREE F2の付属品を紹介していきます。まずはTRUEFREE F2の箱を開封します。
箱の中身は下図のとおりです。
付属品の詳細は下記のとおりです。
- TRUEFREE F2(イヤホン本体)
- 充電ケーブル(USB-C to USB-A)
- サンクスカード
付属内容は上記3点のシンプル構成です。
以上がTRUEFREE F2の特徴・スペックです。続いて、TRUEFREE F2をレビューしていきます。
TRUEFREE F2レビュー
TRUEFREE F2をレビューしていきます。まずは製品外観から。
スポーティなカラーリングデザイン
本体はオレンジ×黒の2トーンカラーでスポーティな印象を受けます。
全体の質感・デザイン
イヤホン部分プラスチック製でオレンジのフレームはラバー製なので、スポーツアクセサリーのような印象を受けます。
イヤホンの両サイドにブランドロゴが入ってます。
イヤホン本体にLR表記はありません。
イヤホン部分
イヤホン内側のオレンジの部分から音が出ます。
物理ボタンで操作可能
音量調整や音楽再生/一時停止などの操作は物理ボタンで行います。
正直、ボタンはかなり押しにくいので慣れが必要です。
電源を入れると白く光ります。
イヤホンの充電口は防水仕様
イヤホンの充電口は防水仕様になっています。
爪を立てないと開きにくいですが、防水面の配慮を感じさせます。
イヤホンの装着感は軽くて快適
イヤホン本体は26gしかないので重さはほとんど感じません。
イヤホン装着時はメガネをかけたような耳の引っ掛かりを感じますが、装着していると気にならなくなります。
メガネ感覚でパッと掛け外しができて、ずっと付けていると途中で掛けていることを忘れるくらいです。
運動してもズレない
イヤホンを付けた状態で運動をしても基本的にズレません。
ジョギングや縄跳びなどで試してみましたが、ズレたりイヤホンが落ちそうになることはありませんでした。
フード付きの服を着ているとズレる可能性あり
普通に使っている分にはイヤホンがズレることはありませんが、フード付きの上着を着ている時はズレる可能性があります。
例えば、フード付きパーカーを着用した状態でイヤホンを装着すると、フードにフレームが引っ掛かっかることがあります。
顔を上に上げたり、少し顔を上げながら首を左右に振るとフードにフレームが引っ掛かり、耳からイヤホンが少し浮きます。
耳から外れることありませんが、イヤホンが動くので少し違和感を感じます。
ペアリングは簡単で接続も安定
TRUEFREE F2のペアリングは簡単です。
- ①イヤホンの電源を入れる
- ②スマホなどのデバイスのBluetoothをONにすると「TRUEFREE F2」と表示されるので接続する
たったこれだけで接続できます。
接続も安定していて途中で切れたりしません。
音質は全体的に軽めでフラット
音質は全体的に軽めでフラットに感じます。
オープンイヤー型イヤホンということもあり、密閉度ゼロなので、低音域は再現性に欠けます。
ドンシャリが好きではない方は聴きやすいと思います。
中音域は中立的で安定感のある響きがあるので、ボーカル曲との相性がいいと感じました。
高音は全体的にクリアで、楽曲によっては若干高音域が刺さるような感じもしますが、専用アプリで音域を調整することでバランスよく聴こえます。
全体的に中音域が聴きやすく、音の広がりも感じられるので、ポップスやBGM、イージーリスニングをメインに聴いたり、YouTubeの視聴に適しています。
4千円台でオープンイヤー型ということを考えると、全体的にしっかり仕上がっていると感じます。
多少の音漏れあり
オープンイヤー型ということもあり、多少、音漏れがあります。
音量にもよりますが、音楽を再生すると
- ドラムとハイハットの音がシャリシャリと漏れる
- 女性ボーカルの曲は歌詞がハッキリと聞き取れる
- 甲高い笑い声
など、高音域の音は漏れやすいです。
自宅や屋外で使う分には問題ないですが、カフェや図書館、公共の乗り物で使うのは難しいと感じました。
専用アプリで音質を調整できる
専用アプリが用意されているので、音質を自分好みに調整できます。
イコライザは下記3種類用意されています。
- プリセットモード(9種類)
- カスタマイズモード
- 適応型(自分の聴覚感度に合わせる)
カスタムしたものは複数保存できます。
適応型は、複数回の聴覚テストを実施することで、自分の聴覚にマッチしたイコライザを設定できます。
以上、TRUEFREE F2のレビューでした。続いて、TRUEFREE F2の良かった点やメリットを解説していきます。
TRUEFREE F2の良かった点・メリット3つ
TRUEFREE F2の良かった点・メリットは下記3つです。
- 長時間使用してもストレスフリー
- 外音が聞き取れるので安全性が高い
- LDAC対応でハイレゾ音源が楽しめる
上記のとおり。
長時間使用してもストレスフリー
装着感が快適なので、長時間使用してもストレスフリーです。
筆者はいくつかのワイヤレスイヤホンを持ってますが、そのほとんどは耳穴に突っ込むタイプ(カナル型イヤホン)なので、長時間付けているとストレスを感じます。
耳穴がよく痒くなります。
あと、一時期、イヤホンを装着すると耳穴から心音が聴こえて、かなりストレスに感じてました。
TRUEFREE F2は5時間以上装着しても耳穴にストレスを感じることはありませんし、耳にかける部分も負担を感じさせません。
何かに集中すると、掛けていることを忘れるぐらいです。
外音が聞き取れるので安全性が高い
耳を塞がないので外音が聞き取りやすく、安全性が高いです。
音楽を再生しながら歩いたり走っていても、車や自転車が接近してきたらすぐに気づきます。
耳を塞ぐタイプのイヤホンをしていると気づきにくいですが、外音はハッキリ聞こえるので、すぐ気づきます。
LDAC対応でハイレゾ音源が楽しめる
公式サイトには記載されていませんが、TRUEFREE F2はLDAC対応です。
高音質なハイレゾ音源を再生できるので、解像度の高いサウンドを楽しめます。
以上がTRUEFREE F2の良かった点やメリットです。続いて最後に、TRUEFREE F2の気になる点やデメリットを解説していきます。
TRUEFREE F2の気になる点・デメリット2つ
TRUEFREE F2の気になる点・デメリットは下記2つです。
- 音質の良さが耳から離れているため分かりにくい
- 本体の操作性は慣れが必要
上記のとおり。
耳から離れているため音質の良さが分かりにくい
個人的に真っ先に思ったのが、音質は良いのに耳から離れているため、音質の良さが分かりにくいことです。
イヤホンを耳に押し付けた状態で音楽を再生すると、音質の良さがはっきり分かるのですが、手を離すとイヤホンが耳から離れるので、音質が全体的に軽くなります。
オープンイヤー型の特性なのか、イヤホンと耳穴の角度の問題なのか分かりませんが、音質は低下します。
オープンイヤー型という特性上、仕方のないことだと思いますが、ちょっともったいない気もします。
本体の操作性は慣れが必要
物理ボタンで再生や音量、曲送りなどの操作ができますが、ボタンが押しにくいので慣れが必要です。
器用な方であればすぐに慣れると思いますが、筆者にはちょっと不向きでした…。
ゆっくりであれば操作できますが、急いでいる時はうまく音量調整難しいです。
まとめ
以上、オープンイヤー型イヤホン「TRUEFREE F2」をレビューしました。
4千円台で最新規格のBluetooth対応・ゲーミングモード・ENC通話ノイズキャンセリング・人間工学に基づいた快適なフィット感に加えて防水性能などの機能性を考えるとコスパは高いです。
音質は全体的にフラットで軽めではありますが、各音域のバランスも良く、安定感のある響きが感じられます。
4千円台という価格を考慮すると、文句なしのオープンイヤー型ワイヤレスイヤホンだと思います。
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